『沖ドキ!』撤去で全日遊連内部での混乱の行方

1: 名無しの養分さん 2021/01/08(金) 19:14:14.98
21世紀会決議遵守に5県遊協が反対

全日本遊技事業協同組合連合会が臨時理事会を開いたのは2020年12月16日だった。
栃木県遊技業協同組合の開催請求を受けたもので、提案事項は「新型コロナ感染症拡大(第3波)に対する総合的対処について」。
51人の理事のうち、45人が出席した。

栃木県遊協の金淳次理事長は旧規則機の取扱いに関するパチンコ・パチスロ産業21世紀会決議について持論を展開。

複数の出席者によると、「高射幸性遊技機は21世紀会決議どおり、当初の検定切れ、認定切れの日までに撤去する。
だが、その他の旧規則機は2020年5月20日施行の規則改正で1年延長するとした経過措置期間内での運用が認められるよう、再検討してほしい」との要望が出された。
しかし、受け入れられなかったという。

当日は逆に、21世紀会決議を遵守することを決議すべきだとする動議が他の理事から出され、賛成36理事、反対5理事、棄権4理事で決議した。
なお、全日遊連が旧規則機の取扱いに関する21世紀会決議の遵守を決議したのは今回が初。
翌17日、同組合は21世紀会を構成する他の12団体に報告した。

決議に反対したのは栃木のほか群馬、茨城、三重、愛媛の5県遊協で、このうち、栃木県遊協は12月17日に緊急理事会を開催し、旧規則機の設置・運用に関しては経過措置期間を1年延長するとした改正規則を遵守すると決議する意向を同席上で表明した。

金理事長はまた「弁護士と相談しながら進めている」と述べ、その結果として21世紀会決議違反となった組合員店舗が全日遊連や21世紀会からペナルティを受けたときは栃木県遊協として組合員を守るとも明言したという。

群馬県遊技業協同組合の森山秀夫理事長と茨城県遊技業協同組合の平文暉朗理事長も、21世紀会決議を「遵守」するのではなく、「努力目標」とする方向で舵を切ると伝えたという。

https://web-greenbelt.jp/post-43346/

解説:遵守の意味もわからぬクソ共の集まりである。警察機関には遵守するからと旧基準機の撤去一年延長を得ている。遵守しないのであれば、それは得たのではなく、だまし取ったのである。

注意喚起文書を発出
栃木県遊協の決議に対して、全日遊連は即座に注意喚起文書を発出。21世紀決議を基本的に尊重するとした点は、「『遵守』という意味が希釈化され、(全日の)本決議に反しかねない内容になっていると考える」とした。

撤去期限を迎える遊技機の取扱いについて、各種事情により、やむを得ず継続使用する場合は個社対応とするとした点は、「『やむを得ず継続使用する場合』という曖昧な基準のもとで個社対応を容認するかのような決議の内容は(全日の)本決議を軽んじるものとなるのではないかと危惧している」と指摘。個社で各種対応について相談がある場合は、栃木県遊協において適切にアドバイスするとしている点については、「撤去しないことを容認するような誤解を招く指導はしないよう、念のために注意を喚起する」とした。

全日遊連の決議に反対した5県遊協のうち、栃木以外の4県遊協は、群馬と茨城が努力目標とすると明言したのは先にも述べたとおり。三重県遊協の関係者は「21世紀会決議の一部に若干の疑問があったから反対に回ったが、多数決で『遵守』と決まった以上、それに従う」とコメントし、愛媛県遊協の関係者は「理事長からは何の指示も受けていない」としている。

栃木、群馬、茨城の総店舗数は約530店舗。特に茨城は、誓約書未提出のうえに『ミリオンゴッド–神々の凱旋–』などの高射幸性機を撤去期限後も使い続けているとして、東京都遊技業協同組合から昨年11月26日に資格停止処分を受けた町田市にあるホールのグループ店が多数出店しており、今後の動向が注目される。

町田市の当該ホールの経営企業は、21世紀会決議の100%遵守を目指す21世紀会や関係団体側のさまざまな包囲網(中古機流通の確認証紙の発給を留保するなど)に対して相当な覚悟をもって臨んでいる。

昨年9月には出店エリアの都府県方面遊協に対して、法令上は経過措置期間が1年延長されたのだから、業界の計画的撤去に従うか否かは各店舗の任意の判断でいいのではないかなどの質問書を提出。東京都遊協の資格停止処分に関しても当初は11月9日の臨時理事会で決議する予定だったのだが、同社代表が弁護士を伴って出席し、手続きの不備などを指摘して決議が先送りとなった経緯がある。

中古機流通の書類発給ストップの動きに対しても、一時差し止めの仮処分申請を東京地裁に起こしている模様だとの話が漏れ伝わってきている。

展開によっては、今回はもとより今後の自主規制にも大きな影響を及ぼす可能性がある。

旧規則機撤去における当面の焦点は、21世紀会決議で2021年1月11日まで(当該都道府県公安委員会の年明け最初の入替指定日が1月12日以降となる地域のホールは1月19日まで)に撤去することとしている『沖ドキ!』及び『沖ドキ!–30』だろう。総台数は約47,000台と突出しており、いまだ主力機としている(※2020年12月現在)ホールは少なくない。

ホール4団体の誓約書確認機関が1月4日に発表したところによると、高射幸性機の21世紀会決議に基づく撤去未履行を確認し、全国遊技機組合連合会(全機連)に詳細を通知した店舗数は24店舗(25件)。年末には高射幸性機の大量再設置をアピールするホールが現れ、SNSで話題となった。

今後、全国のホールが業界秩序を崩すことなく21世紀会決議を遵守できるのか、予断を許さない状況が続く。


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Source: ぱちとろ速報

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