1: ごまカンパチ ★ 2023/10/22(日) 21:33:56.42 ID:u7LcQNW+9
「お酒の失敗」は笑い話になる程度のものもあれば、飲酒運転や暴行事件など、人の命に関わり、取り返しのつかないようなものもあります。
なぜ、お酒で人が変わってしまうことがあるのでしょうか。特に普段は穏やかな人でも、時に暴力をふるってしまうことがあるのはなぜか、わかりやすく解説します。(中略)多くの方がご存じのように、お酒にはアルコール(正確にはエタノール)が含まれています。お酒を飲むとエタノールが脳に到達して麻酔薬と似た作用を発揮し、脳の神経活動を抑制します。これによって、いわゆる「酔い」が生じます。
ただし、脳全体が同じように麻痺されるわけではありません。脳の中にはエタノールに敏感で麻痺されやすい場所と、鈍感で麻痺されにくい場所があるのです。
脳の中でもっともエタノールに敏感なのは、「前頭前野」と呼ばれる部分です。前頭前野は他の動物にもありますが、とくに人間で発達した脳の部分です。野性的な感情や行動を抑えるブレーキのような役割を果たしています。
そのため、お酒を飲んで前頭前野が先に麻痺してしまうと、ブレーキが利かなくなった車のように、暴走してしまうことがあるのです。たとえば、私たちは普段、人に対する不満や怒りの感情が心の中に湧いても、「言わない方が無難だろう」と判断して、何も言わないことができますね。
これは、前頭前野によるブレーキが働いているおかげです。ところが、お酒を飲んでしまうとこのブレーキがかからなくなるので、不満や怒りの感情を抑えることなく、そのまま相手にぶつけてしまうようになります。ときには、制御が効かず、感情のままに暴力をふるってしまうこともあります。(中略)
日本の法律では、成人の飲酒が認められていますが、私は薬の専門家として、お酒を「規制すべき薬物の一種」と考えています。
上手に飲めば楽しいお酒も、誤った飲み方をすれば、人の命を奪ってしまう道具にもなるのです。(中略)私たちの周りにある最も身近な「薬物」は、お酒です。
過量の飲酒は心も体も乱してしまいます。麻○、覚醒剤、大麻などと何ら変わりません。
飲酒によって大人たちが起こしている実際の事件を題材にして、薬物乱用の問題を身近な問題として子どもたちに考えさせる教育が必要なのではないかと思います。・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)引用元
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Source: 鈴木さん速報
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