28日の米国株式市場で、スポーツ用品メーカーの米ナイキの株価が2001年以来の大幅安。
約290億ドル(約4兆6600億円)の時価総額が吹き飛んだ。ジョン・ドナホー最高経営責任者(CEO)率いる同社経営陣に対する批判が強まっている。
ナイキは前日、2025年5月期の売上高が「1桁台半ば」の減少率になるとの予測を示した。
ブルームバーグ集計のアナリスト予想では約2%の伸びが見込まれていた。
これを受けてナイキ製品に対する需要低下への懸念が強まったほか、「オン(On)」や「ホカ(Hoka)」といった新興スニーカーブランドや長年のライバルである独アディダスとの競争激化が意識された。
これを受けて、ブルームバーグが追跡している少なくともアナリスト少なくとも7人が投資評価を引き下げた。
米ナイキ株急落、販売低迷さらに悪化を警告-見通しが予想下回る (1) ナイキの株価は、約20%安で終了。
過去1年では17%下落している。スティーフルのアナリスト、ジム・ダフィー氏は28日付けのリポートで「経営陣への信頼性が大きく揺らいでいる」と指摘。
「経営陣刷新の可能性もあり、一段と不透明感が増している」と述べた。
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Source: 鈴木さん速報
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