1: 【鹿】 (庭) [US] 2024/07/02(火) 03:08:26.82 ID:usSyI/l10● BE:323057825-PLT(13000)
横浜市立大学の研究グループが、アイコス(イルマ)のタバコスティック(テリア)からの抽出物の細胞毒性を調べたところ、活性酸素(ROS)の生成と細胞内のカルシウム(Ca2+)濃度の上昇という現象が起き、がん細胞を増殖させるなどの毒性があることがわかったと日本生理学会の英文誌に発表した(>>3)。同研究グループは、従来の紙巻きタバコとアイコス・イルマのテリアからニコチンとタールを除去した抽出物を用い、それぞれヒトの口腔扁平上皮がん細胞株(OSCC細胞)、ヒト歯肉線維芽細胞などに曝露させ、細胞生存率による細胞毒性、細胞の自死(アポトーシス)、p38というタンパク質(ストレスや炎症性サイトカインなどによって細胞外の刺激を細胞内へ伝えて細胞の機能に影響をおよぼす役割を持つ)の発現と変化(リン酸化)、活性酸素(ROS)の増減、細胞内のカルシウム濃度などを調べた。
現状の研究において、喫煙者の加熱式タバコの吸い方はまだはっきりと標準化されていない(>>4)。
多種多様な仕様の製品が次々に出ているためもあるが、同研究グループはアイコス・イルマに関しては5ミリリットル(80パフ、1パフは1回の吸引)の抽出物を用い、これは現実世界の喫煙による濃度と大きく異ならないとした。その結果、従来の紙巻きタバコに比べると影響は低いものの、アイコス・イルマの抽出物には、細胞増殖を抑制するなどの細胞毒性があり、細胞の自死を促進し、異常な細胞増殖がみられるなどの悪影響をおよぼす成分が含まれていることがわかった。
これは従来の紙巻きタバコと同様、アイコス・イルマには、p38タンパク質と変化(リン酸化)による細胞の自死(アポトーシス)、細胞内のカルシウム濃度の上昇、活性酸素(ROS)の産生などを引き起こすなどの作用のあること、さらに従来の紙巻きタバコとは異なった細胞内カルシウムによる異常な細胞増殖が示唆されることもわかった。
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Source: 鈴木さん速報
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