パチンコホールはかつて、全国に4万3000を超える数の店舗数を誇る時代があったというから驚きだ。これは1950年代の、まだ娯楽が戦後の日本にそんなに多くなかった頃のことである。現在ほどギャンブルギャンブルしていない時代で、庶民の余暇産業として機能していたようだ。僕がパチンコホールに出入りするようになったのは2003年ぐらいからのこと。この頃の店舗数は1万6000軒となっており、最盛期からすればかなり減ったものの、それでも相当な数のホールが残っていた。
翻って現在である。ここ数年はコロナ禍もあってホールもますます撤退が相次いでいたが、ついに6000店舗弱にまで目減りしたようだ。(中略)
■来年は組合加盟店5000店舗台に突入するのか?
こうなると、来年の8月末時点のホールの残存数が気になる。キャリコネでコラムを書くようになってもう10年ぐらい経過すると思うけど、その間にどんどん景気も悪くなってきた。
ホールだってまた減るだろうから、とうとう5000店舗台になっているんじゃないかという気がする。最近はパチスロがパチンコよりも人気という話だけど、結局長くやっていた店がつぶれてしまうぐらいには大手以外はなかなかカツカツなんだろうし。そして大手じゃないと、もう滅多なことでは高価な遊技台をそういくつもメーカーから購入だってできない。
ユーザーも年を取ってどんどん減っているわけだし、残されたヘビーユーザーも「少しでも勝ちたいから」と大手ホールに逃げていくわけだし。今残っている中規模ホール以下の店舗とか、たまに覗くけどやっぱり大変そう。大変そうっていうか低貸しコーナー以外に客がいないので、店員が暇そうにしている。あれは勤務中もしんどいだろうなぁ。することもなさそうだし。
メーカーはヘビーユーザーをつなぎとめるのに必死で、過去に当たったことがある版権のマシンばかり焼き回している。遊技の仕組みもヘビーユーザー向けを念頭に開発しているからか、細かい説明が至らない。
たびたびこちらでも指摘しているけど、とにかく今の遊技台ってのは、初心者が触っても意味が分からないままお金だけなくなるようなマシンばかり。これじゃあ新規ユーザーも増えようがない。
インバウンド客の来店をアテにして、数年前には中国語や韓国語にも字幕対応したマシンを出すメーカーはあったが・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報
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