レジャー白書の説明会では毎年、余暇関連産業・市場の動向の解説をしている桜美林大学ビジネス学群の山口有次教授にパチンコ市場規模の上昇と参加人口の減少について見解を聞いてみた。
「パチンコの市場規模が増えたのは、近年下がり続けてきていましたがここで〝底を打った〟のではないかと見ています。参加人口が減っても市場規模が増えたというのはやはり消費金額の上昇(物価高騰)というのが背景にあり、そうした余暇種目は少なくありません。例えばコンサートや音楽会。こちらはチケット代がどんどん高騰しており、参加人口は減少傾向にあるのですが、市場規模は急拡大しています。つまりどうしても参加したい、価格は二の次という熱心なファンに支えられているのです」
その上で、「それと同じようにパチンコもお金を使っても遊技したいという熱心なファン(マニア)」に支えられているといえると思います」とパチンコ人口のマニアック化を指摘した。もちろんそれは業界内でも以前から懸念されていることだが、市場規模が上向いたことでそれはより深刻な状況になったといえるだろう。
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Source: 鈴木さん速報
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