飲酒抑制がきかなくなるアルコール依存症に陥る高齢者の増加が懸念されている。孤独な時間を埋めようと、軽い気持ちで始めた飲酒が慢性化してしまうケースは少なくない。高齢者の体は若い頃と比べ、アルコールの影響を受けやすい。多量飲酒は生活習慣病の発症リスクを高めるともいわれ、専門家は警鐘を鳴らす。昨年末、千葉市内でアルコール依存症の自助グループが開いた断酒会。参加者の中に、依存症となった夫を支えた女性(59)の姿があった。
女性の夫は勤務先を63歳で退職。フリーランスとなって在宅中心の生活になると、次第に飲酒量が増えていった。夜中に目が覚めるようになり、飲酒してから眠りにつくように。以前は仕事終わりに飲酒していたが、日中も酒に手が伸びるようになった。
「フリーで仕事をするプレッシャーが、酒に向かわせた側面もあったのだと思う」と女性。穏やかな性格だったが、突然怒り出すようになり、ベッドの上で飲酒に明け暮れるようにもなった。
食事もせず飲酒を続けるため、がりがりに痩せ、歩くこともままならない状態に。専門の病院に連れていき、退院後は2人で断酒会に通い始めた。それから約4年。酒を一滴も飲むことなく過ごした夫は昨秋、腎盂がんで亡くなった。
悪夢のような日々に終止符を打ち、静かな最期を迎えた夫。断酒を・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
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Source: 鈴木さん速報
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