Pルパン三世~復活のマモー(平和)試打感想【スペック、導入日、PV】

スロット

導入日は11月2日からで全国30000台予定です。

新規則機で大当り出玉2000個を搭載したと話題の「Pルパン三世~復活のマモー」を試打してきました。

上部からスピーカーが飛び出す新筐体が採用され、今までにない臨場感のサウンドが楽しめます。3D液晶、エアー、バイブと合わせて、また一段階進化したパチンコという印象を受けました。

スペック

低確率 約1/22
高確率 約1/19
実質初当り確率 約1/319
RUSH突入率 83.6%
RUSH継続率 71.5%
遊タイム なし
賞球数 1&15
カウント 1C
ヘソ入賞時
種別 払出し出玉 電サポ 振り分け
10R 約300個 次回まで 3.8%
10R 約300個 14回+残保留4回 2.6%
2R 30個 なし 93.6%
電チュー入賞時(リミット7回まで)
種別 払出し出玉 電サポ 振り分け
10R 約300個 次回まで 100%
電チュー入賞時(リミット到達後)
電サポ 引戻し率
23回+残保留4回 71.5%

 

RUSH突入率約83.6%、RUSH突入後は約2000個の大当りが71.5%でループするという非常に強力な出玉性能を持った1種2種混合機です。遊タイムは非搭載となっています。

上のスペック表を見ても非常にわかりにくいように、この台はちょっと変わったシステムになっています。

まず、通常時は約1/22で当りを抽選していて、必ず7回リミッターの確変状態に入ります。しかし、その大半は見た目上では判別できない潜伏確変となり、低確率状態と大差ない約1/19で当りが抽選されています。

なので、通常時は合算約1/20で出玉30個の小当りのようなものが多発します。

その約1/20の小当りの中の6.4%(約16回に1回)に当選すると図柄揃いが発生し、ここで初めて実質約1/319の「初当り」と引けた状態になります。

初当り出玉は内部的な7回リミッターの中の何回目に当たったかによって残り回数が変動するため、獲得できる出玉もバラバラです。

右打ち中のボーナス消化は10R1カウントとなり、計算上は150個の払出しとなりますが、アタッカーの形状がオーバーフローありきの作りになっているので、1回あたり約300個獲得できるようになっています。

7回リミッター機なので「約300個×7回=約2000個」獲得できるという流れが1セットになって1回分の大当りかのような見せ方になっています。

リミッター到達後は電サポ23回+残保留4回に移行するので、その中で約1/22を引ければRUSH継続となり、継続率は71.5%となります。

これを繰り返すことで約2000個の大当りが71.5%でループするというスペックを実現しています。

実質1/319の初当り獲得後の平均出玉は約4900個、RUSH突入後の期待値は約7300個となり、これはCR真北斗無双より高い数値のハイスペック機です。

しかしデメリットもあり、北斗無双より平均出玉期待値が高いということは、それだけスタートを回せない台ということになります。ヘソが1個賞球ということもあり千円スタートではかなり低い調整になると想定できます。

 

試打感想、PV

新筐体は見た目だけでなく、背後から聞こえてくるかのようなスピーカーは一度体験してみる価値はあると思います。それぐらいパチンコ機の進化を感じます。

問題はスペック面ですが、尖ったスペックを追求しすぎたのか、かなり複雑になっています。プレイヤー目線では、何だかよくわからない台と敬遠されてしまうのではないかと思うほど、業界歴の長いぼくが打っていても今何が起こっているのかが分かりずらいです。

300個×7回の2000個大当りに関しても、1回ごとにインターバルが発生するので消化には時間がかかります。最近の台と比較すると出玉スピードとしてはかなり遅く感じるかもしれません。

ぼくの体感としては小当りラッシュ機を打っているぐらいのスピードではないかと思いました。

出玉性能が高すぎるので通常時のスタートは回せない仕様となり、大当りまでの投資金額が通常の台より高額になるスペックです。ミリオンゴッドのパチンコ版というイメージでしょうか。

筐体も含めて斬新な部分が多々あり、興味深い新台ではありますが、懸念されるポイントが多いのも事実です。

メーカー的にはルパンという平和のキラーコンテンツと使って自信満々に販売した感じがありますが、予想以上にスペックに難を示すホールが多く、販売台数としては苦戦しているという噂もありますね。

この台にお客さんがどう反応するのか、いろいろな意味で11月の導入が楽しみです。


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Source: パチンコスロット勝ち組への道

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