それによると、年に1度以上パチンコを打つ遊技参加者は、2019年は1021万人。前回調査から4.8万人の微増だったという。
この調査結果は新型コロナウィルス感染症によって、全国のホールが自主的に営業を休止する前のこと。次回の調査では遊技人口が減っていることは確実だ。
庶民の娯楽としてスタートしたパチンコは今や、庶民から娯楽の選択肢から除外されつつある
パチンコ初心者「もしかして10万入れないと楽しくないのか」
実際、今のパチンコを未経験者が遊ぶとどうなるのか。5ちゃんねるに立った「人生初めてパチンコやってきたんだが何が楽しいのかさっぱり分からん」というスレッドがいいサンプルケースだ。
スレ主は先日、人生で初めてパチンコを実戦してきたという。その結果「みんなやってるから面白いとばかり思ってたが拍子抜けだった」と切り捨てている。さらに「1000円だけ使って帰ったんだが、もしかして10万入れないと楽しくないのか」とも。
ちなみに、スレ主が打ったのは実はパチスロ。パチンコとパチスロは初心者からすれば同じものということであろう。そうそう、最初は区別もつかなかったなぁ。
しかし、1000円で止めたということは、それ以上遊ぶ意義を見出せないとの判断があってのことだろう。この辺は当人の裁量なので「もうちょっと金使えよ」とか言っても始まらない。
楽しみを味わうならもっとお金を入れないとダメというこの大前提が、パチンコ・パチスロを知る人間にとっては当たり前だけど、それってやっぱり異常なのだと改めて気づかされた。
それよりも重要なのは、1000円使って「もう1000円」と思わせることができなかったところにある。1000円入れて「つまんねえ~」と初心者に思わせる台。それをズラリと並べて「さあ金を入れてくれ」というのが今のパチンコホールなのだ。
初めて打った人に「何が楽しいんだか」と思われてさっさと退店される状況。これを作ったのは果たして誰なんだろうなぁ。
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Source: ぱちとろ速報
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