信用組合の女性係長が顧客の定期預金を無断解約して3700万円着服、パチンコなどに使う

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20210604/1060009560.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

前橋市に本店があるあかぎ信用組合は、４０代の女性係長が顧客の定期預金を無断で解約し、
合わせて３７００万円余りを着服していたとして懲戒解雇処分にしたと発表しました。

懲戒解雇の処分になったのは、あかぎ信用組合の支店で窓口の担当をしていた４０代の女性係長です。
組合によりますと、係長は平成２３年６月からことし３月までのおよそ１０年間に、
勤務していた片貝支店などで顧客７人の定期預金を勝手に解約して
合わせて３７００万円余りを着服したということです。

ことし３月、顧客の１人から解約しようとしたところ残高がないと連絡があり、組合が調査したところ着服が発覚しました。
係長は窓口での定期預金の解約を承認する立場にあったことから、
本人が無断で解約していたことに組合では気づかなかったということです。

また、被害にあった７人のうち５人は係長の親戚の口座だったため、発覚が遅れたということです。

係長は組合の調査に対して「パチンコなどの遊興費や借金の返済にあてていた」
と着服を認め、組合がすでに全額を弁済したということです。

あかぎ信用組合は、本人が全額弁済するという意向を示しているため刑事告訴はしないとしていて、
「職員教育やコンプライアンスの徹底など、再発防止に努め信頼回復に向け全力を尽くします」とコメントしています。

06/04 17:53